初期デッキ

【MTGアリーナ】飛行で殴る!初期デッキ白青「翼と爪(Wing and Clow)」の立ち回り

こんにちは!じっぺ(@jippegame)です。

MTGアリーナでは、新規プレイヤー向けに無料で構築済みデッキが配布されます。

チュートリアル後に5個の単色デッキが配布され、さらにクエストをこなすことで10個の2色デッキがもらえるのです。

カード資産が少ないプレイ初期に合計15個のデッキがもらえる…すごいことです!

でも、数が多いのでどのような特徴のデッキかを把握するのが大変です。

そこで今回は、初期デッキの一つで白青の「翼と爪(Wing and Clow)」について、カードリストや立ち回りなどをご紹介します。

デッキコンセプト

白青の初期デッキ「翼と爪(Wing and Clow)」は、クリーチャーを並べて殴り倒すビートダウンデッキ

ビートダウンはデッキタイプの大分類の一つで、クリーチャー中心のデッキのことをさします。

このデッキには飛行クリーチャーが多く含まれています。

序盤から飛行クリーチャーを多く展開し、飛行クリーチャーを強化するエンチャントや他の攻撃クリーチャーを強化する教導などを駆使して空から急襲します。

白の飛行クリーチャーを青の強化や除去などでアシストして攻めるデッキ構成になっています。

 

なお、「翼と爪(Wing and Clow)」は2018年11月16日より初期デッキとして採用されました。

それ以前はアーティファクトを主体とする「アーティファクト攻勢/Artifacts Attack」が初期デッキとして採用されていました。

 

カードリスト

翼と爪(Wing and Clow)」に含まれているカードのご紹介です。

クリーチャー(23)
法をもたらす者、アゾール/Azor, the Lawbringer 1
原初の潮流、ネザール/Nezahal, Primal Tide 1
突き刺すケラトプス/Goring Ceratops 1
軍勢の光/Light of the Legion 1
戦凧の匪賊/Warkite Marauder 1
帆凧の海賊/Kitesail Corsair 3
サンホームの重鎮/Sunhome Stalwart 3
ペガサスの駿馬/Pegasus Courser 2
刃の教官/Blade Instructor 2
縄張り持ちの槌頭/Territorial Hammerskull 2
帝国のエアロサウルス/Imperial Aerosaur 2
セラの天使/Serra Angel 2
癒し手の鷹/Healer’s Hawk 2
エンチャント(8)
順風/Favorable Winds 3
封じ込め/Seal Away 3
風と共に/One With the Wind 2
インスタント・ソーサリー(4)
残骸の漂着/Settle the Wreckage 1
分散/Disperse 3
土地(25)
平地/Plains 10
氷河の城砦/Glacial Fortress 1
島/Island 10
曲がりくねる川/Meandering River 4

 


土地

白青の2色デッキなので、どちらかの土地に偏ってしまうとデッキが回らなくなってしまいます。

そういった事故をなるべく回避するために、このデッキには白と青のどちらかを1つ生み出せる土地が含まれています。

《曲がりくねる川/Meandering River》は白マナと青マナのどちらか1つを生み出せます。

しかし、タップ状態で場に出さなければいけません。

手札と相談して出すタイミングを図りましょう。

 

《氷河の城砦/Glacial Fortress》は白マナと青マナのどちらか1つを生み出せます。

《曲がりくねる川/Meandering River》とは異なり、平地か島を戦場に出していれば普通の土地と同じようにアンタップ状態で戦場に出せます。

平地も島も戦場になければタップ状態で場に出さなければいけません。

手札と相談して出すタイミングを図りましょう。

 

立ち回り(序盤)

序盤は小型クリーチャーを展開していきます。

《癒し手の鷹/Healer’s Hawk》は1マナ1/1で飛行と絆魂を持っています。

飛行で攻撃を通しやすく、さらに絆魂でライフを回復できるので、序盤から活躍できるクリーチャーです。

ただ、パワーが1と低いのでそこまで相手へのプレッシャーにはなりませんので過信は禁物。

 

《サンホームの重鎮/Sunhome Stalwart》は2マナ2/2、先制攻撃、教導持ちのクリーチャーです。

このカード、かなり優秀です。

2マナ2/2先制攻撃というだけでも序盤ではかなり厄介な存在なのに、さらに教導までついています。

攻撃しないと意味がない能力「教導」と、自身の生存率を高める「先制攻撃」の相性が抜群に良いですね!

序盤に展開したパワー1のクリーチャーの火力を底上げすることができます。

 

《帆凧の海賊/Kitesail Corsair》は攻撃時に飛行を持つ能力を持っています。

普段は飛行を持っておらず、攻撃するときのみ飛行が発動します。

ブロック時は飛行を持たないので、飛行を持つクリーチャーをブロックできないことに注意。

 

《戦凧の匪賊/Warkite Marauder》は攻撃時に相手プレイヤーのクリーチャー1体をターン終了時まで0/1にし、さらに能力を全て失わせる能力を持っています。

相手のブロッカーをただの0/1クリーチャーにすることができるので、序盤の展開を有利に進められるのはもちろん、終盤でも役にたつカードです。

ただし、クリーチャーの上に乗っている+1/+1カウンタートークンまでは無効化できませんので注意が必要です。

例えば、4/4のクリーチャーに+1/+1カウンターが2個乗った6/6のクリーチャーがいたとします。

《戦凧の匪賊/Warkite Marauder》が攻撃することによってそのクリーチャーは0/1になりますが、2つの+1/+1カウンターは有効なので、最終的に2/3になります。

 

《ペガサスの駿馬/Pegasus Courser》は3マナ1/3でコストのわりにパワーが低いのですが、その代わりに一緒に攻撃したクリーチャー1体に飛行をつける能力を持っています。

《ペガサスの駿馬/Pegasus Courser》1体では弱いですが、他のクリーチャーと一緒に攻撃するときに輝くクリーチャーですね。

 

《刃の教官/Blade Instructor》は3マナ3/1でコストのわりにタフネスが低いのですが、その代わりに教導を持っています。

 

《縄張り持ちの槌頭/Territorial Hammerskull》は攻撃するたび相手のクリーチャー1体をタップすることができます。

つまりブロッカーを1体減らせるということですね。

また、強制的にタップすることができるので《封じ込め/Seal Away》との相性も良いです。

 

《風と共に/One With the Wind》はクリーチャーにつけるタイプのエンチャント(オーラ)で、エンチャントしたクリーチャーを+2/+2し、さらに飛行を持たせることができます。

基本的には飛行を持たないクリーチャーにつけましょう。

飛行持ちのクリーチャーにつけてもパワーとタフネスをあげることができます。

 

《順風/Favorable Winds》は自分の飛行クリーチャーを+1/+1するエンチャント。

飛行クリーチャーが多いこのデッキとの相性は◯。

マナコストは低いので、早めに出しておきたいカードです。

 


立ち回り(中盤)

中盤もクリーチャーを展開していきます。

厄介なカードが出てきたときはバウンスなどで対処しましょう。

《レオニンの戦導者/Leonin Warleader》は攻撃するたび絆魂持ち1/1のトークンを2体攻撃状態で生成します。

攻撃状態で生成できるのが良い!

クリーチャー全体強化して戦うこのデッキとの相性は良いですね。

 

MTG初の天使として有名な《セラの天使/Serra Angel》。

じっぺ
じっぺ
私が一番好きなカードです!

飛行と警戒を持つクリーチャーで、4/4というP/T配分は警戒を活かすのに十分です。

攻撃にも防御にも周れる万能クリーチャー《セラの天使/Serra Angel》で空からバシバシ殴ってやりましょう!

 

《セラの天使/Serra Angel》は戦場に出たときに自分の他のクリーチャー1体をターン終了時まで+1/+1し、さらに飛行を付与します。

他のクリーチャーが場にいる状態で召喚するようにしましょう。

「教導」持ちに付与すれば他のクリーチャーのパワーとタフネスをあげやすくなります。

 

《分散/Disperse》は2マナで土地じゃないカード1枚を手札に戻すことができます。

とても便利なカードなので無駄撃ちしないようにしましょう。

使うタイミングの例としては以下の感じでしょうか。

  • 相手のブロッカーを手札に戻す。
  • 相手のアタッカーを手札に戻す。
  • 自分のクリーチャーにつけられた拘束系のエンチャントを手札に戻す。
  • 相手の火力呪文などで倒されそうになった自分のクリーチャーを手札に戻す。
  • 場に出すことで効果があるカードを手札に戻す(《星学者/Scholar of Stars》など)

相手の行動の妨害に使えるバウンスカードですが、手札に戻るだけで次のターンには戻したカードを再び場に出されるかもしれないので注意。

 

《封じ込め/Seal Away》は戦場に出たときに相手のタップ状態のクリーチャーを追放できます。

タップ状態のクリーチャーが対象なのですこし使いづらいですが、「瞬速」を持っているので、うまく相手の攻撃に合わせてカウンターを狙いましょう。

ただし、バウンスなどにより《封じ込め/Seal Away》が戦場から離れると追放したカードが復帰してしまうので注意。

 

立ち回り(終盤)

終盤は様々な能力を持ったクリーチャーを展開し、それらの能力を使って立ち回ります。

《法をもたらす者、アゾール/Azor, the Lawbringer》は以下の能力を持っています。

  • 戦場に出たとき、相手は次の自分のターンにインスタント・ソーサリー呪文を使えない
  • 攻撃するたび、X+3マナ支払うと、Xで支払った分のライフを得てカードを引ける。

6/6飛行というフィニッシャーにふさわしい大型サイズなのに加え、ライフ回復・カードドローの能力を持っているのです。

しかも回復とドローが同時に行えるのがイイ!

ライフ回復のために使うというよりは、カードドローのために使う能力だと思います。

攻撃するだけで発動する能力なので、終盤の手札が枯渇気味の時に役立つ能力ですね。

 

《軍勢の光/Light of the Legion》は死亡したときに自分の白のクリーチャー全てに+1/+1カウンターを置く能力を持っています。

さらに飛行・教導の能力も持っており、戦場にいる間も味方のクリーチャーの火力底上げに貢献するカードです。

 

《原初の潮流、ネザール/Nezahal, Primal Tide》は以下の能力を持っています。

  • 打ち消されない
  • 手札の上限がなくなる
  • 相手が非クリーチャー呪文を唱えると1枚カードドロー
  • カードを3枚することで一時的にゲームから追放できる(相手の除去をかわせる)

自身は7/7というフィニッシャーサイズであり、打ち消される心配なく確実に召喚できます。

戦場にいる間は「非クリーチャー呪文を唱えるとカードドロー」の効果により、相手にクリーチャー呪文以外を唱えることをためらわせることができます。

手札の上限がなくなるのは《法をもたらす者、アゾール/Azor, the Lawbringer》との相性も良いですね。

相手がこのクリーチャーを嫌って除去しにきても、手札からカードを3枚捨てることで一時的にゲーム外に追放でき、終了ステップでタップ状態で戦場に戻ってこれます。

手札が尽きない限り、戦場に居続けることができるクリーチャーです。強い。

 

《突き刺すケラトプス/Goring Ceratops》は7マナ3/3でコストのわりに合わないサイズをしていますが、持っている能力が優秀。

攻撃時に他の自分のクリーチャー全体に二段攻撃を付与することができます

二段攻撃は「先制攻撃+通常の攻撃」ができるというもの。

つまり、単純に考えるとパワーが2倍になるということです。

中型〜大型のクリーチャーがある程度戦場に出ていれば相手に即死級のダメージを与えることも可能。

ただ、召喚に7マナ必要なので発動に時間がかかります。

また、自身が攻撃しないと二段攻撃を付与できず、除去やバウンスなどには弱いです。

 

《残骸の漂着/Settle the Wreckage》は相手の攻撃クリーチャー全体を除去できるカードです。

クリーチャーの対象を取らないので、呪文や能力の対象にならない呪禁持ちを除去できます。

また、破壊ではなく除去なので、破壊不能を持つクリーチャーも除去できます。

ほぼ全ての攻撃クリーチャーを除去でき、一発逆転の可能性を秘めたカードです。

ただし、代償として相手に土地カードを与えてしまいます。

次の自分のターンで確実に勝てるときや、このターンで使っておかないと負けるときなど、タイミングを見計らって使いましょう。

 


デッキの長所

空に強い

このデッキには飛行クリーチャーが多く採用されています。

また、地上クリーチャーに飛行を持たせる能力や、飛行クリーチャーを強化する能力のカードも多数含まれており、空中戦には滅法強いです。

空からの急襲で相手を翻弄してやりましょう!

もちろん、相手からの空からの攻撃にも強いです。

 

序盤から積極的に攻撃できる

このデッキには耐久力が高まる「先制攻撃」や、火力の底上げができる「教導」を持ったカードが多く含まれています。

これらは序盤に召喚できる小型クリーチャーにも付与されているため、序盤から積極的に攻めて行くことができます。

 

デッキの短所

除去に弱い

このデッキには多くのクリーチャーが含まれていますが、トークンデッキのようにクリーチャートークンをワラワラ増やすことができません。

主力のクリーチャーが除去されてしまうと攻撃の手が止まってしまいかねません。

飛行持ちを活かして早期に勝負をつけたいところです。

 


その他の初期デッキ

デッキ
戦略的突撃
(Tactical Assault)
秘儀での発明
(Arcane Inventions)
墓地の一撃
(Graveyard Bash)
ドラゴンの火
(Dragon’s Fire)
森の力
(Forest’s Might)
翼と爪
(Wing and Clow)
板歩きの刑
(Walk the Plank)
混沌と狂騒
(Chaos and Mayhem)
原初の憤怒
(Primal Fury)
オーラの威光
(Auras of Majesty)
永遠の口渇
(Eternal Thirst)
群生する苗木
(Saproling Swarm)
密林の秘密
(Jungle Secrets)
魔道士の怒り
(Wrath of Mages)
数の力
(Strength in Numbers)

 

最後に

いかがだったでしょうか?

今回は、初期デッキの一つで白青の「翼と爪(Wing and Clow)」について、カードリストや立ち回りなどをご紹介しました。

翼と爪(Wing and Clow)」はクリーチャーを並べて殴り倒すビートダウンデッキ

飛行クリーチャーを多く展開し、エンチャントや教導によってクリーチャー強化して空から攻めます。

他の2色デッキと比べるとシンプルに戦えるのが特徴ですが、特に目立つコンボがないので派手さに欠けるデッキかもしれません。

でも初心者の方には扱いやすいデッキと思います!

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趣味のゲームやブログ執筆をしながらまったりのんびり生活中。